Kondo Katsuji
近藤 克次
三重県出身。
1976年に高校卒業後、佐渡の「鬼太鼓座」に入座し和太鼓と津軽三味線を修業する。
その後、「鼓童」創設に参加しその中心プレーヤーとなる。
1987年より「鼓童研修所」所長として新人の育成に務める一方、オランダのバレエ団「ネザーランド・ダンス・シアター」の『輝夜姫』公演に和太鼓指導者及び演奏家として単独で参加し、パリ(オペラ座)・ドイツ・オランダ・日本と巡演し大好評を博す。
1993年には独立し、国民文化祭等での作曲・演奏をする。2年後、長野での『太鼓塾』を定期的に開催し始め、太鼓を打つ技術だけでなくストレッチを重視した『表現する体づくり』をテーマに『近藤克次太鼓メソッド』を確立。2003年伊勢において第1回「神恩感謝日本太鼓祭」の企画・構成・演出を手がけ、2011年までの9年間、総合指揮を執る。2006年、スコットランドにて演奏&太鼓ワークショップを行い、翌年からドイツ・フランクフルトにて太鼓ワークショップを開催し、現在も年1回の指導を続けている。
2015年 指導している東京都三鷹市の「明星学園高校和太鼓部」が全国高等学校総合文化祭にて最優秀賞・文部科学大臣賞を獲得。演奏活動だけでなく太鼓を通した深い交流を指導者・演奏者として世界各地で広げている。